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執筆者の写真尾藤文人

【ブログ#28】「〇〇さん」のススメ

更新日:9月21日

皆さん、こんにちは。本日も暑いですね!(最近、暑いしか言っていないような気がします(苦笑い))。本日の「ブログ#28」は、「○○さん」のススメ、です。何の事か、よく分からないと思いますが、例えば、私、尾藤を「尾藤さん」と呼ぶことです。何だ、そんな事か、と思われるかもしれませんが、人生に大きな影響を与えるかもしれません。

先日、報道でも、受刑者の方を「〇〇さん」付けで呼ぶことを始める旨ありました。

これまでに、本ブログでは、人間関係であるとか、コミュニケーションなど、日々日常生活の中で、起こりうるような、避けては通れないような、難しい話題について、お話してきました。

私は、以前、巨大組織に在籍しており、20代後半で、とある有名な上司二人と遭遇しました。お二人は、「クラッシャー(壊し屋)」とか「パニッシャー(断罪者)」などと言われ、恐れられていました。今、ご時世ですと、所謂「パワーハラスメント」と言われるかもしれません。ただ、お二人の間には、1点大きな違いがありました。上司Aさんは、部下を呼ぶときに、必ず「〇〇さん」と呼ぶのです。新入社員に対してもです。一方、上司Bさんは、「お前」です。皆さん、ご想像してください。冒頭に「〇〇さん」と呼ばれるのがいいのか、「お前」と呼ばれるのがいいのか。答えは明白ですよね。

その後、お二人の人生はどうなったかと言うと、上司Aさんは頂点まで登り詰め(今、現在も登っているような気がしますが)、上司Bさんは途中で下山されました。たったそれだけの違い(「〇〇さん」or「お前」)だけでは無いかと思いますが、冒頭の枕詞違い(「〇〇さん」or「お前」)によって、お二人の行動変容や、周りに与える影響が大きいと考えます。その後、私も組織の中で、お名前を呼ぶときは、必ず「〇〇さん」と呼ぶように気をつけるようになりました。

皆さんも是非ともお試し下さい!とても簡単な事です。



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