【Blog#36】「シン3種の壁」について
- 尾藤文人
- 2024年10月3日
- 読了時間: 2分
皆さん、こんにちは。雨気味@名古屋です。
本日の【Blog#36】テーマは「シン3種の壁」について、お話します。また、何だ?という訳ですが、以前のBlogで「三種の壁」について、お話しました。「(1)前例主義」、「(2)横並び主義」、「(3)事なかれ主義」です。
本日のテーマである「シン3種の壁」とは、「(1)一般的である」、「(2)独自性が無い」、「(3)比較優位性が無い」です。「三種の壁」については、組織における「見えない常識の壁」とお話しましたが、「シン3種の壁」については、商品やサービスの開発や提案における「見えない常識の壁」です。
学生さんにとっては、ちょっとピンとこない感覚かもしれません。ただ現実には、社会や組織において、存在するお化けのような「見えない常識の壁」なのです。
社会で生きていくためには、残念ながらどちらも味方に付ける必要があると考えますが、私からの明確なメッセージは「新しいことや非日常なことを求めない」ということです。
「どういう意味?・・・」という事ですが、昨今、「宇宙開発やロケット開発」のような1%ビジネスが教育や研究・社会におけるメルクマールになっています。勿論「1%ビジネスが所得再分配機能によって、日本の国民へのベーシックインカムの財源になるぐらいの構想」があるのであれば、全く賛成なのですが、そのような構想は今のところ聞いていません。
私の学生さんへの論調は一貫して「平凡であることを恐れない」ということです。本テーマについては、繰り返し、お話していきたいと存じます。(了)

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